表 (Tables and captions)




 論文において表はさまざまな目的で用いられる。たとえば次のようなものがあげられる。

  1. 数値そのものに意義があり、表で示す程度の量であるとき。得られた数値はできるだけグラフにして直感的に分かりやすくするべきであるが、グラフや図にするには、個数が少ない、あるいは値そのものが重要で他の何かに用いられる場合は表で示す。
  2. 個数の少ない観測点の位置やその内容を示す。
  3. 観測装置の諸言を列挙する。たとえば、レーダーなどの諸言を項目ごとにまとめるのに用いる。
  4. 対象事例を列挙する。
  5. モデルなどの特性をまとめる。文章で書くよりも、項目ごとの特性をまとめるのに表を用いることがある。
  6. その他、リストアップする内容を、表でまとめることもある。


表の説明は図とは異なり、表の上に書くことが一般的である。



論文のアウトライン

論文の書き方