草津よいとこ一度はおいで - 2002年1月


2002年1月に,群馬県の県庁所在地である前橋市の 前橋工科大学で行われた大気電気学会に出席し,大会終了後に ちょっと足をのばして草津温泉へ行きました.


湯畑1
湯畑1

草津温泉の中心に,湯畑という源泉があります.左側の薄黄緑色の 源泉からは毎分4000L以上のお湯が湧き出ています.この薄黄緑色の 物質は湯の花です.

湯畑2
湯畑2

写真奥の源泉から湧き出た温泉は熱すぎるので,木で作った水路 に流してさまします.この木の水路に沈殿する黄緑色の物体が 湯の花で,この湯の花を自分の家の風呂に入れると,草津の湯が 楽しめます.

湯畑3
湯畑3

温泉水が木の水路を流れ終わると,最後に滝があり,このお湯が各旅館 へとパイプで送られます.黄緑色の滝壺が幻想的な雰囲気を醸し出しています. ちなみに,この日は日照があり,水面がぎらぎらと太陽の光を反射していました が,偏光フィルターを使うことにより,滝壺の中の色を撮ることができました.

縁結びの地蔵さま
縁結びの地蔵さま

西の河原へ行く途中に雪に埋もれた地蔵さまを発見.しかも掘りおこされた 形跡あり.これは何か霊験あらたかな地蔵さまなのかと草津温泉の観光案内 パンフレットを見ると,なんと縁結びの地蔵さまとのこと.とりあえず, 必死で拝んできましたが,この度でそのような出会いが無かったことを 考えると・・・

西の河原1
西の河原1

湯畑から15分ほど歩いた街のはずれに,西の河原というところがあり, 河原の至る所から温泉が湧き出して小川になっています.この少し 上流に西の河原大露天風呂というとても大きな露天風呂があります.

西の河原2
西の河原2

西の河原の中腹あたりから下流側を見たところ. 川の中にも大きな地蔵様が立ってますが,雪に埋もれています.

鬼の茶釜
鬼の茶釜

昔はここがメジャーな源泉だったらしいですが,今はそれほどお湯が 沸いていません.一円玉がいっぱい投げ込まれていますが, この一円玉は数週間で溶けて無くなるそうです.

湯もみ
湯もみ

オンシーズンだと湯もみ踊りをやっていますが,冬は湯もみ体験 しかやっていません.とりあえず湯もみを体験してきました. 結構な重労働で,1分もやるとへとへとです.